TechAcademy(テックアカデミー)でSolidityを学ぶ・スマートコントラクトコース
オンライン講座を受講してSolidityでのスマートコントラクト開発技術を習得したい方も多いと思います。そんな方におすすめのスクールがTechAcademy(テックアカデミー)です。
プログラミング言語や学習目的に応じてコースが細分化されているテックアカデミーの講座はピンポイントで技術を学びたいというニーズにぴったりです。
- TechAcademyでブロックチェーン技術を学ぶ方法
- TechAcademyのスマートコントラクトコース
- まとめ
TechAcademyでブロックチェーン技術を学ぶ方法
テックアカデミーの講座は、目指すキャリアパスや学習目的に応じてコースが分かれています。ブロックチェーンの技術が身につくコースとして「スマートコントラクトコース」があります。
スマートコントラクトは、プログラムによりブロックチェーン上で契約を自動化する概念です。言語として利用されるSolidityでの開発を学びたい方は、スマートコントラクトコースを受講しましょう。
それでは、さっそくコースの内容についてみていきましょう。
TechAcademyのスマートコントラクトコース
テックアカデミーの講座はすべてオンラインを通じて提供されます。パーソナルメンターのサポートとチャット質問・課題作成で疑問を解消します。
受講者は、仮想通貨を支えるブロックチェーン技術を学び、短期間でSolidityを使ったブロックチェーン上で動作するアプリケーション開発技術を身につけます。
学習内容
スマートコントラクトコースの学習内容とカリキュラムを紹介します。
Geth(Ethereumクライアント)
EthereumクライアントのGethを使い送金やマイニングに関する技術を学びます。
Solidity
Solidityは、JavaScriptに似た構文を持つ言語です。ブロックチェーン上で動作するアプリの開発スキルを習得できます。
ブロックチェーン技術の理解
仮想通貨を支えるブロックチェーン技術の全体像を学びます。
カリキュラム
学習に使用する書籍
堅牢なスマートコントラクト開発のためのブロックチェーン[技術]入門
書籍の目次
Part1 ブロックチェーンと関連技術
Chapter 1 ブロックチェーンの全体像
Chapter 2 ブロックチェーンを理解するための暗号技術
Part2 ビットコインネットワーク
Chapter 3 お金のように扱える仕組み
- 3.1 所有者を特定する「鍵」と「錠」
- 3.2 送金先となる「アドレス」
- 3.3 鍵を管理する「ウォレット」
- 3.4 ウォレットの種類
Chapter 4 トランザクション
- 4.1 トランザクションのライフサイクル
- 4.2 トランザクションの概要
- 4.3 トランザクションの構造
- 4.4 UTXOと残高
- 4.5 Locking ScriptとUnlocking Script
Chapter 5 ブロックとブロックチェーン
- 5.1 ブロックの構造と識別子
- 5.2 ブロックからトランザクションを検索する(マークルツリー)
Chapter 6 マイニングとコンセンサスアルゴリズム
- 6.1 ビザンチン将軍問題と分散型コンセンサス
- 6.2 Proof-Of-Work
- 6.3 トランザクションの集積
- 6.4 マイナーの報酬トランザクション(coinbaseトランザクション)
- 6.5 チェーンの分岐(フォーク)
- 6.6 51%攻撃
Part3 Ethereumとスマートコントラクト開発
Chapter 7 Ethereumとビットコインネットワークの主な違い
- 7.1 Ethereumの特徴
- 7.2 ネットワークの種類
Chapter 8 スマートコントラクト開発の準備とSolidityの基本文法
- 8.1 環境構築
- 8.2 Ethereumの公式ウォレット(Mist Wallet)
- 8.3 Remix-Solidity IDE
- 8.4 Solidity言語仕様
Chapter 9 スマートコントラクトの用途別サンプル
- 9.1 サンプル(その1)-HelloEthereum
- 9.2 サンプル(その2)-クラウドファンディング用のコントラクト
- 9.3 サンプル(その3)-名前とアドレスを管理するコントラクト
- 9.4 サンプル(その4)-IoTで利用するスイッチを制御するコントラクト
- 9.5 サンプル(その5)-ECサイトで利用するコントラクト
- 9.6 サンプル(その6)-オークションサービスで利用するコントラクト
- 9.7 サンプル(その7)-抽選会で利用するコントラクト
Part4 スマートコントラクトのセキュリティ
Chapter 10 スマートコントラクトのセキュリティプラクティス
- 10.1 Condition-Effects-Interactionパターン
- 10.2 Withdrawパターン(push vs pull)
- 10.3 Access Restrictionパターン
- 10.4 Mortalパターン
- 10.5 Circuit Breakerパターン
Chapter 11 スマートコントラクトの脆弱性の仕組みと攻撃
- 11.1 Reentrancy問題
- 11.2 Transaction-Ordering Dependence(TOD)
- 11.3 Timestamp Dependence
- 11.4 重要情報の取り扱い
- 11.5 オーバーフロー
Chapter 12 事例から学ぶブロックチェーンのセキュリティ
学習のポイント
ブロックチェーンの全体像を理解し、実際にコードを書きながら学習することでプログラミングスキルを身につけます。
このような方におすすめ
講師紹介
テックアカデミーでは、現役ブロックチェーンエンジニアのメンターが学習をサポートします。
Nobufumi Fukumoto
IT業界歴約26年。プログラミングは、汎用機から現在まで幅広くやっています。普段は、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントをやっています。
Kazuumi Hori
Android/iOS/webフロントからバックエンドAPIまでフルスタックに開発を行っています。またブロックチェーン技術も積極的にキャッチアップ中です。
受講費用・料金
スマートコントラクトコースの受講費用は、社会人と学生で料金が共通です。
プラン | 4週間プラン | 8週間プラン | 12週間プラン |
---|---|---|---|
料金(税抜) | 139,000円 | 189,000円 | 239,000円 |
チャットサポート
24時間以内に返答
学習時間の目安
1週間に確保したい勉強時間の目安も気になりますね。プランにより学習期間が異なるため以下の表を参考にするとよいでしょう。
プラン | 4週間プラン | 8週間プラン | 12週間プラン |
---|---|---|---|
学習時間の目安/週 | 20〜40時間 | 10〜20時間 | 7〜14時間 |
受講の流れ
お申し込み、お支払い、書籍購入
ウェブサイトのフォームから必要事項を記入してお申し込みできます。入金の連絡があるため、手続きをすすめましょう。受講開始前に教材の書籍購入が必要です。
アカウント発行、学習開始
学習システムのアカウントが発行され、ログインできるようになります。書籍を読み、課題作成、チャットでの質問、パーソナルメンターとのメンタリングを繰り返し行って、効率よく学んでいきます。
ブロックチェーンを学習し、技術を応用したシステムの開発
ブロックチェーンについて学習し、またSolidityという言語を習得します。さらにブロックチェーンを応用したシステムの開発も行います。分からないことはパーソナルメンターが徹底サポートしてくれるので安心です。
まとめ
今回は、TechAcademyのスマートコントラクトコースについて紹介しました。オリジナルカリキュラムではなく、参考書籍をつかってSolidityでの開発を学びます。開発だけでなくブロックチェーンの仕組みやセキュリティについても学習します。
テックアカデミーでは、専属メンターがつくため途中で挫折することなくプログラミング講座を受けることができます。仮想通貨やブロックチェーンに興味がある場合は、トライしてみてもよいでしょう。